青年・女性委員会は、2020年1月18日(土)に福岡市「福岡市民防災センター」において「第15回安全学習会」を開催した。
今年度は、鉄道や我々の生活を脅かす自然災害や異常気象が発生した際に、どのように行動したらよいのか、自分の身を守るためにはどうすれば良いかなどを考えるために、福岡市民防災センターにて、設備による疑似体験を行い、防災の講話を行っていただいた。
設備による疑似体験では、地震・強風などを主に体験した。地震体験においては震度7の揺れを、強風体験では風速30㎧の強風をそれぞれ体験した。その他にも火災が発生した際の初期消火(消火器を使用しての消火)や、建物火災時の避難行動など、普段では体験できないことを体験することができた。
また、防災講話においては、東日本大震災の際の規模・被害の大きさを改めて学び、水害の話では、九州北部豪雨の救助の映像を見せていただいた。このように災害が発生することを想定し常日頃より、避難経路や災害用の備蓄品の整備、そして何よりも発生した際の自分の命をしっかり守るために必要なことを今回大いに学ぶことができた。
JR連合青年・女性委員会は5月25日から26日にかけて、東京都内で「第24回ユースラリー」を開催し、全国から81名の仲間が集まった。JR九州労組からは9名が参加した。
1日目は、TKP東京駅カンファレンスセンターにおいて開会式を行った後、交流ゲームと学習会を行った。交流ゲームでは参加者が早く馴染めるように様々なゲームが用意されており、会場全体が大盛況となった。また、JR連合青年・女性委員会の新倉議長が講師に立った学習会では、労働組合の意義について「変わりゆく労働環境の中で何が必要とされているのか」「労働組合が必要なのであれば私たちはどうすれば良いのか」など、社会において労働組合が必要不可欠であることが訴えられた。
学習会の後は東京ベイ有明ワシントンホテルに場所を移し、レセプションが行われた。日頃は単組を超えて交流することは少ないが、レセプションにおいて各単組・グループ労組が交流を深め、強い絆が結ばれた。また、レセプションの後は2日目のウォークラリーについての作戦会議をするなど、結ばれた絆をさらに強固にすることができた。
2日目には、東京都内でウォークラリーを行った。あらかじめ決められ地点(ポイント)において、写真撮影やその場でしか分からない問題を解いて点数を稼ぎ、グループ対抗で競うレクリエーションである。今回は新宿・上野・東京・臨海(お台場)の4エリアの中から3エリアを選び、それぞれ前日の作戦会議で決めた行程をチームで協力しながら進めた。当日は真夏日であったが参加者は元気にゴールすることができた。
最後は、TKP東京駅カンファレンスセンターにおいて閉会式を行い、参加者が「ユースラリーにきて本当に良かった!」という気持ちを分かち合い、いつの日か笑顔で再開することを誓い解散した。
青年・女性委員会は5月18日〜19日の2日間にかけて、熊本県の「美里町ガーデンプレイス・家族村」でリバティユースラリー2019in熊本を開催した。
「LEAD ALL〜きなっせ熊本〜」をテーマとしたリバティユースラリーには九州各地から約70名が参加。この日の為に準備してきた実行委員会が企画したレクリエーションやバーベキューを通じて、決して切れることがない強固な絆と記憶に残る思い出を作ることが出きた。
初日のレクリエーションでは、8つのチームに分かれてドッジボールなど4種目の競技を行い、緊張のほぐれた参加者同士の交流が図られた。
夜は懇親会としてバーベキューを開催し、レクリエーションの表彰を行うとともに、ビンゴゲームを開催して大盛況の懇親会となった。
2日目は、自然アトラクションの体験を行い、各グループが協力しながら更なる絆を深めた。
閉会式では、参加者同士が別れを惜しみながら再開を誓い合う様子が見られ、「強固な絆を深める」とした目的を達することが出来たのではないだろうか。
今回のリバティユースラリーを通して、参加した組合員の皆さんが青年・女性委員会のつながりを確認し、お互いに助け合いながら組合活動に励むなど、今後の様々な活躍を期待する。
青年・女性委員会は4月13日、中央本部会議室にて「第3回オフサイトミーティング」を開催した。
オフサイトミーティングは、各地方本部・支部の青年・女性委員会が相互に活動紹介や課題の共有を行い、中央本部を交えた意見交換を通して、情報の水平展開や青年・女性委員会活動の活性化、地方本部・支部活動へのフォロー等を目的として開催している。
第3回となる今回は、中央本部、各地方本部・支部から合計31名の青年・女性委員会役員が参加し、「アイスブレイク」により参加者の緊張をほぐした後、活発な意見交換を行った。
ミーティングでは、組織や教育などの課題が出されたほか、共通の課題として「様々な活動を企画するが参加率が悪い」「組合活動の内容をよく知らない」「役員をやってくれる人がいない」などの意見が目立った。中央本部からは「組合活動に関心を持ってもらうため、1人ずつ地道に声をかけていこう」「青年・女性委員会の特徴である横のつながりを作っていこう」と、今後の行動を取りまとめた。
各地方本部・支部の参加者からは「他の地方本部・支部の組合活動に対する話が参考になった」「普段は各地方本部・支部間での交流がないので良い仲間づくりの機会になった」などの声があり、今後も青年・女性委員会の組織強化のため、継続して開催していくこととする。