大分地方本部は3月9日、大分市「ソレイユ」において第25回定期地本委員会を開催した。来賓には、中央本部から芦原書記長、大分県議会議員の藤田正道氏が参加した。
執行部を代表してあいさつした佐藤委員長は、安全の確立に向けた取り組み、組織強化・拡大の取り組み、2019春季生活闘争の取り組み、政策課題の解決に向けた取り組みについて考えを述べた。また、来賓として参加した藤田議員に対しては、これまでもJR九州労組の取り組みに対して大変なご尽力を頂いており、今春に迫った統一地方選挙では藤田氏の再選に向け大分地方本部が一丸となって取り組む事を約束した。
議事では各議案の提起を行い、分会を代表する8名の委員から職場問題や春闘に対する要望等、多くの意見が訴えられ、執行部答弁の後、全議案が満場一致で採択された。
地本委員会終了後は「2019春闘総決起集会」を開催した。
芦原書記長は、2019春闘の情勢について「会社は非常に厳しい態度を示しているが、経営は概ね堅調に推移していることから、私たちの要求に応える体力は備えている。」と報告するとともに、「会社の発展は組合員の努力の賜物であり、その努力に応えるベースアップを勝ち取るため、全組合員が総力を結集して闘おう」と一層の団結を呼びかけた。
その後、今春闘に対する決意表明を行った青年・女性委員会や分会の代表者ら4名が熱い思いを訴えたほか、組合員の思いを結集させた檄布を本部に手渡し、ヤマ場の交渉に向けて檄を飛ばした。
間もなくヤマ場を迎える2019春闘に対し、大分地方本部は最後まで中央本部と共に闘う事を約束し、高橋青年・女性委員長の団結ガンバローで閉会した。
連合福岡は3月9日、福岡市「天神中央公園」において「2019春季生活闘争勝利・総決起集会」を開催し、加盟産別・単組の組合員ら約2,000名が参加した。JR連合からは組合員と家族を含め155名(うちJR九州労組は100名超)が参加した。
あいさつした西村会長は、「今こそブレイクスルー!すべての労働者の処遇改善と働き方の見直し!」のスローガンのもと、今春闘においても月例賃金にこだわり、各産別・単組が目指す賃金水準の獲得に向けて、各組織の総力を結集した闘争の展開を要請した。また、働く者の総合生活改善のためには政策実現に取り組む必要もあり、全ての世代が安心できる社会保障制度の確立などに向けて、今後施行される統一地方選挙や参議院議員選挙への取り組みを呼びかけた。
その後、UAゼンセン及び運輸労連から各組織の取り組み報告を受け、「すべての働く者の底上げ・底支え、格差是正の実現こそが日本社会の持続性を確保するための原動力である」などとした集会決議を採択し、西村会長の団結ガンバローで閉会した。
集会終了後は、社会的アピール行動として天神地区のデモ行進が行われた。参加者は、「賃金・労働条件の改善」「クラシノソコアゲの実現」などのシュプレヒコールを訴えながら、社会に対して連合の考えをアピールした。
2019春闘は間もなく最大のヤマ場を迎える。JR九州労組も連合を構成する一員として、私たちの要求の実現に向け、最後まで全力で闘うこととする。
長崎地方本部は3月2日、長崎市「交通会館」にて2019春闘勝利総決起集会を開催し、約50名の組合員らが参加する中、2019春闘の勝利に向けて総団結する意思を確認した。
主催者を代表して挨拶した久木﨑執行委員長は、「2019春闘を取り巻く情勢は厳しいが、組合員・家族署名等に組合員の思いをぶつけ、長崎地方本部として最後まで中央本部をバックアップしていこう」と呼びかけた。
来賓として参加した中原中央執行委員長は、「JR九州グループの発展は組合員の頑張りがあったからこそであり、その見返りはベースアップしかないと考える。物価は上昇しており、消費税増税も予定される中、賃金アップは絶対である。署名・檄布等の取り組みにより、組合員・家族総がかりで2019春闘勝利を目指そう」と訴えた。
その後、長崎地方本部を代表して松尾執行委員から「賃金の底上げ、所得の向上が組合員・家族の豊かな暮らしにつながる。組合員の日頃の頑張りが会社の増益に貢献しており、純ベアと夏季手当の目標達成に向け、長崎地方本部が一丸となって中央本部をバックアップしていく」との決意表明を受けた。
最後に、各分会代表者がそれぞれの分会で作成した檄布に思いを込めて中央本部に提出し、関山執行副委員長の団結ガンバローで閉会した。
JR連合九州地協は2月24日、福岡市内で「2019春季生活闘争勝利総決起集会」を開催し、JR九州労組のほか、加盟するJR西労組福岡地本、貨物鉄産労九州地区本部、JR九州バス労組の組合員ら約60名が参加した。
中原議長(JR九州労組中央執行委員長)は、2019春闘を取り巻く情勢について、「脱官製春闘」の方針を示した経団連の動向や「賃金水準を追求していく」とした連合方針に触れたうえで、人材の確保・定着のためにも賃金の引き上げと多様な働き方に見合った処遇改善は必要であり「加盟する各単組が1つでも多くの成果を勝ち取ろう」と呼びかけ、JR連合に集うグループ労組を含めた全単組が一体となって今春闘を闘い抜く決意を述べた。
続いて、来賓として参加したJR連合の中山組織・政治部長による基調講演を受けた。民主化闘争の取り組みでは、組合員の大量脱退事件に揺れるJR総連・JR東労組の動向について詳しい説明を受けた。2019春闘の取り組みでは、昨年成立した働き方改革関連法が2019年4月から順次施行される事を踏まえ、長時間労働の是正や同一労働同一賃金など法改正の内容を学習した。中山部長は、「2019春闘では法改正を意識した労働条件の見直しを行い、労働組合の存在意義を世間にアピールしていこう」と訴えた。
各単組の決意表明では、JR九州労組を代表して大久保中央執行委員が登壇し、JR九州労組もJR連合の一員として、全力を挙げて取り組む決意を述べた。
最後に、「JR連合九州地協に結集する仲間の幸せを実現するため、組合員と家族が一丸となった闘いを展開する」とした集会アピールを採択し、中原議長の団結ガンバローで閉会した。
本集会により、JR連合九州地協に加盟する各単組の2019春闘が更に盛り上がった。春闘勝利に全体の盛り上がりは欠かせないことから、今後も各地で開催される決起集会等への協力を要請する。また、中央本部は組合員の負託に応えるべく、全力で団体交渉に臨むこととする。
熊本地方本部は2月16日、熊本市「ワンダーボウル南熊本」において、「2019春闘勝利総決起ボウリング大会」を開催した。当日は、熊本地方本部の組合員のほか、九州KIOSK労組やJRSSP労組、貨物鉄産労など総勢86名が参加した。
あいさつした濱田執行委員長は、2月8日に開催された「第31回定期中央委員会」で決定した2019春季生活闘争方針(純ベア3,000円を含む月例賃金総額6,000円以上を軸とした賃上げ要求)を報告した。
また、来賓として参加した田頭中央執行副委員長は、組合員の負託に応えるべく、要求の満額獲得に向けて全力で取り組む決意を述べた。
ボウリング大会は濱田委員長の始球式でスタート。和気あいあいとした雰囲気の中で組合員同士の交流が盛り上がった。結果は熊本乗務センター分会がチームトータルスコアで優勝を飾り、2位には貨物鉄産労チームが続いた。
終了後は表彰式を兼ねた懇親会を開催し、2019春闘勝利に向けて熊本地方本部が総団結する大会となった。