博多支部は3月26日、福岡市「博多スターレーン」において「2018春闘報告ボウリング大会」を開催し、約40名の組合員と家族が参加した。
石田執行委員長は、「今春闘において、組合は月例賃金にこだわった闘争を行ってきた。会社側は業績が好調であることは認識しつつも、今春闘に対する慎重な姿勢は最後まで崩さなかった。、最終的には、4年連続となるベースアップ300円を獲得したほか、自然災害からの復旧に対する社員の努力に応える形として一時金の支給が提示され、妥結に至った」と述べ、すべての組合員の労働条件向上にむけて取り組んでいくことを約束した。
その後、ボウリングによる交流会が開催され、和やかな雰囲気のなかで情報共有を行い、さらなる組織強化につながり、有意義な時間が過ごすことができた。
2018春闘のヤマ場を迎えた3月15日、JR九州労組は「希望の明日へ 想いよ届け 2018春闘勝利~3・15中央総決起集会~」を開催し、九州各地から約100名の組合員が参加するなか、全組合員が一致団結し、最後まで粘り強く闘い抜く決意を固めあった。
中原中央執行委員長は、JR連合に結集するJR東海ユニオン・JR西労組が前年を上回るベアを引き出した成果に触れ、JR九州労組も何としてもベースアップを勝ち取る決意を明らかにし、全組合員の後押しを要請した。
また、来賓として参加したJR連合の松岡会長は、組合員の大量脱退事件で揺らぐJR総連傘下・JR東労組の情勢に触れるとともに、JR連合に集うグループ労組への波及効果を創りだすためにも、JR九州労組に対しても有額回答を勝ち取るよう求めた。
その後、2018春闘スローガンの表彰、各地方本部・支部からの決意表明を受け、芦原書記長が情勢を報告した後、「上場会社に相応しい真のゆとり・豊かさの実現にむけ、最後まで粘り強く闘い抜く」とする集会アピールを採択。最後に、青年・女性委員会松下委員長の「団結カチトルゾー」三唱により、2018春闘の決着にむけて気勢をあげた。
【写真は2018春闘スローガン表彰の模様。左から、豊増悟司氏(優秀賞)、中原中央執行委員長、小山一真氏(最優秀賞)、吉田祥司氏(優秀賞)、JR連合松岡会長】
大分地方本部は3月10日、大分市ソレイユにおいて「2018春季生活闘争勝利総決起集会」を開催し、組合員約50名が参加した。
あいさつに立った佐藤執行委員長は、働き方改革関連法案をめぐる国会情勢に疑議を唱え、「今こそ働く者を軸とする安心社会の実現にむけて闘おう」と訴えた。そして、今春闘において真摯な労使協議を通して「格差是正」「底上げ・底支え」に資する成果を勝ち取ろうと呼びかけた。
来賓として出席した芦原書記長からは、「働くことを軸とする安心社会の実現にむけて、すべての働く者の総結集で2018春闘を取り組もう」とあいさつを受けた。また、会社発足当初より固定資産税の減免を受けてきた経営支援策(三島特例・承継特例)が2018年度末で期限切れを迎えることや、過去最高の利益を計上した第3四半期決算の説明を受け、組合員・家族総がかりの取り組みにより、金額にこだわったベースアップの実施と嘱託再雇用社員の賃金改善にむけて取り組むとの決意が明らかにされた。
最後に、大分車掌センター分会、大分車両センター分会、中央駅連合分会、青年・女性委員会の各代表者による決意表明が行われ、2018春闘勝利にむけた一層の団結がはかられた。