長崎地方本部は3月10日、おおむら夢ファームシュシュにおいて「2018春闘勝利総決起集会」を開催した。
冒頭、久木﨑執行委員長は、「昨年実施した賃金実態調査をはじめ、春闘署名や檄布等の行動に対し感謝する。これまで以上のベースアップを獲得する為、家族を含め更に団結し、納得のいく回答を勝ち取ろう!」と挨拶した。
また、来賓として参加した田頭中央執行副委員長から、2018春闘の現下の交渉状況について説明があった。
参加した組合員の質疑を受けた後、代表して2名の参加者から「会社が過去最高益を計上できたのは、日々、安全やサービスに力を入れている組合員の頑張りによるものである。中央本部には満額回答を期待しており、地方本部としても署名や檄布等の行動をはじめ、全面的にバックアップする」との決意表明があった。
最後に、各分会代表者から檄布を贈呈し、勝利を願った集会は閉会した。
本社支部は3月2日、福岡市内で「2018春季生活闘争勝利学習会」「第3回支部委員会(拡大代表者会議)」を開催した。
冒頭、支部を代表してあいさつ立った三嶋執行委員長は、「春闘の意義やあるべき働き方を勝ち取るため、本社支部一丸となって今春闘を戦い抜こう」と呼びかけた。
また、来賓として参加した住吉中央執行委員からは、JR九州を取り巻く経営環境と団体交渉の経過、JR東労組の争議行為と組合員の大量脱退をめぐる一連の動きについて報告を受けた。
学習会では、原川副委員長が春闘の歴史やJR九州の経営状況、更にはJR連合・JR九州労組の要求と賃金実態調査結果から見える今後の課題について説明。参加した組合員からは「春闘の目的が理解できた」、「JR九州の現状とJR九州労組の要求根拠が分かった」等の意見が寄せられ、充実した会となった。
その後、第3回支部定期委員会(拡大代表者会議)を開催し、第3回定期大会以降の経過報告と次回大会までの活動方針(案)をパワーポイントにより提起した。昨年8月に開催した第2回定期大会において方針を示した「支部独自のレクリエーションの開催と広報活動・世話役活動の充実を軸とした組合運動の更なる拡充」にむけて、本社支部一丸となって取り組む活動方針(案)は、暫定予算(案)と合わせて満場一致で採択された。
JR連合九州地方協議会は2月25日(日)、福岡市内において2018春季生活闘争勝利総決起集会を開催した。
中原議長は、働き方改革関連法案をめぐる国会情勢に疑義を唱え、「今こそ働く者を軸とする安心社会の実現にむけて闘おう」と訴えた。そして、今春闘において真摯な労使協議を通して「格差是正」「底上げ・底支え」に資する成果を勝ち取ろうと呼びかけた。
来賓には、九州地方交運労協から越智直樹事務局長、JR連合から北村公次労働政策部長が出席。越智事務局長から連帯のあいさつを受けた後、北村労働政策部長から「春闘の目的と課題」「民主化闘争の完遂にむけて」の2点について基調講演を受けた。
基調講演では、日本を取り巻く経済・雇用情勢をはじめJR連合の取り組む2018春闘方針の説明を受けたほか、報道をにぎわせているJR東労組(JR総連)の実態も報告を受けた。JR東労組は春闘要求前に「格差ベアの永久根絶」を求めスト権行使を持って闘争してきたが、大量の脱退者が出してしまったことから組織防衛に走ったのか、要求とはかけはなれた会社の一般的な見解を受けて闘争を終えたもようである。散々、組合員を振り回したあげくの茶番劇に組合員の信頼を得られるのか疑問であった。
各単組からの決意表明では、JR九州労組は大久保浩中央執行委員が登壇。大久保氏は、会社の業績も良いことからベアの実施は当然として、2018春闘ではその金額に拘った闘いを展開することを誓った。
その後、集会アピールの採択を行い、中原議長の団結ガンバローで閉会。各単組の2018春闘が更に燃え上がる集会となった。
(写真は決意表明を行う大久保浩中央執行委員)
熊本地方本部は2月18日、熊本市「ワンダーボウル南熊本」において2018春闘勝利総決起ボウリング大会を開催し、94名が参加した。
冒頭、濱田執行委員長、中原中央執行委員長(中央本部)があいさつし、2018春季生活闘争では純ベア3,000円を含む月例賃金総額6,000円以上を要求しており、ベースアップに徹底的に拘って粘り強く取り組む考えを示した。
ボウリング大会では濱田委員長が好スタートをきったが、熊本乗務センター分会の長野さんが2連覇を達成。若い組合員の好スコアも続出し、2018春闘勝利に弾みをつける大会となった。
(通信員 瀬戸口 貴史)