第3回地本・分会役員セミナー(熊本地方本部)

 熊本地方本部は5月16日、熊本市「くまもと森都心プラザ」で2018年度第3回地本・分会役員セミナーを開催した。

 熊本地本を代表してあいさつした濵田享二委員長は「組合活動においても若手組合員の育成というのは重要になっており、毎月開催されるセミナーで少しでも多くの知識を得て、学んだことを分会で展開してほしい」と思いを述べた。

  今回の講師には「熊本県高等学校教職員組合」の青木栄執行委員長、「第21代高校生平和大使」の二宮沙紀さんをお招きし「高校生平和大使の活動の歴史」「国連欧州本部訪問の記録」をテーマに講義して頂いた。

  2001年から始まった高校生1万人署名は2018年までに1,785,688筆を数えている。高校生平和大使として国連欧州本部を訪問した二宮さんは、軍縮会議への参加、現地の方との交流で核兵器廃絶への正しい知識の必要性や被爆に対する誤った知識など課題も多く見つかった。活動の中で辛いこともあるが「ビリョクだけどムリョクじゃない」をスローガンに、貴重な体験をこれからも伝えていきたいと受講者に力強く話した。

  次回は6月に「福知山線列車事故とJR西労組の対応(仮題)」をテーマにJR西労組から講義をいただく予定である。

更新日:2019-05-20 12:04