JR連合は3月21日から22日にかけて東京都内で「第18回青年・女性役員研修会」を開催し、全国から33名の青年・女性委員会役員が出席した。JR九州連合からは5名(JR九州労組2名・JREG労組3名)が出席した。
1日目は、連合会館において中村交通政策部長から「JR連合の取り組む政策活動」、中山組織・政治部長から「労働組合の政治活動」、松岡会長から「JR連合と政治との関わり」と題した講義を受けた。
JR連合の取り組む政策活動については、交通重点政策や中期労働政策ビジョンなどを中心として、JR連合が目指す目標と取り組む課題を学習するとともに、政策課題を解決することがJR産業の発展に大きく影響することを理解した。
労働組合の政治活動、JR連合と政治の関わりについては、日本政治の現状と課題を考え、労働組合と政治の関わりを学習するとともに、「政治に無関心でいられても、無関係ではいられない」ことから、政治に関心を持ち、選挙に行くことの大切さを学んだ。JR産業が発展し続けるためにはJR連合が取り組む政策課題を実現させる必要があり、そのためには国や地方自治体の政治家との連携が欠かせない。JR連合の運動方針を理解し、その実現に向けて行動する議員や候補者を応援することは、とても重要な取り組みであることを学んだ。
2日目は、国会議事堂見学と21世紀の鉄道を考える議員フォーラムの川合孝典参議院議員との意見交換会を行った。
国会議事堂見学では、国会の歴史や建物の構造を学ぶとともに、参議院本会議場を見学した。
川合孝典参議院議員との意見交換会では、国会議員としての活動報告や川合議員が労働組合の役員であった時の活動を踏まえたアドバイスをいただいた。また、参加者からは次々と質問が飛び交い有意義な意見交換会となった。
最後に、今回の研修会の振り返りと今後の取り組みについてグループ討議が行われた。各グループからは「政策や政治について身近に感じる機会は少ないので良い機会となった」「1人でも多くの仲間に声をかけ選挙に行く大切さを教えたい」などの発表があった。
今年は統一地方選挙と参議院議員選挙が開催される年であるが、政治・政策にかかわる研修会に参加したことにより、知識を深めることができ、政策・政策の大切さを感じることができた研修会となった。
更新日:2019-03-27 10:10