連合福岡は3月9日、福岡市「天神中央公園」において「2019春季生活闘争勝利・総決起集会」を開催し、加盟産別・単組の組合員ら約2,000名が参加した。JR連合からは組合員と家族を含め155名(うちJR九州労組は100名超)が参加した。
あいさつした西村会長は、「今こそブレイクスルー!すべての労働者の処遇改善と働き方の見直し!」のスローガンのもと、今春闘においても月例賃金にこだわり、各産別・単組が目指す賃金水準の獲得に向けて、各組織の総力を結集した闘争の展開を要請した。また、働く者の総合生活改善のためには政策実現に取り組む必要もあり、全ての世代が安心できる社会保障制度の確立などに向けて、今後施行される統一地方選挙や参議院議員選挙への取り組みを呼びかけた。
その後、UAゼンセン及び運輸労連から各組織の取り組み報告を受け、「すべての働く者の底上げ・底支え、格差是正の実現こそが日本社会の持続性を確保するための原動力である」などとした集会決議を採択し、西村会長の団結ガンバローで閉会した。
集会終了後は、社会的アピール行動として天神地区のデモ行進が行われた。参加者は、「賃金・労働条件の改善」「クラシノソコアゲの実現」などのシュプレヒコールを訴えながら、社会に対して連合の考えをアピールした。
2019春闘は間もなく最大のヤマ場を迎える。JR九州労組も連合を構成する一員として、私たちの要求の実現に向け、最後まで全力で闘うこととする。
更新日:2019-03-10 14:10