=JR連合 第30回中央委員会=
JR連合は2月5日、和歌山市「ホテルグランヴィア和歌山」で第30回中央委員会を開催し、目前に迫った2018春季生活闘争をはじめ、安全の確立や民主化闘争の完遂等を柱とする当面の活動方針を決定した。
あいさつに立った松岡裕次会長は、先に行われた第48回衆議院議員総選挙を総括するとともに、現在の政治情勢について「今国会で議論されている『働き方改革法案』は聞こえの良いものばかりで、格差を拡大するような看過できない政策を推し進めようとしている。今こそ連合の仲間が一丸となってこのような動きに異議を唱え、働くことを軸とする安心社会の実現に向けて世論のうねりを形成して行かなければならない」と訴えた。
議事では、安全の確立や民主化闘争の完遂にむけた取り組みをはじめ、2018春季生活闘争については、純ベア3,000円を含む月例賃金総額6,000円以上の賃上げ要求を軸に、ワーク・ライフ・バランスの実現に資する要求を盛り込んだうえで、加盟各単組がその実現にむけて全組合員を挙げた運動を強化する活動方針(案)が提起された。
質疑では11名の委員が発言。JR連合の活動方針(案)に肉付けを行い、全議案が満場一致で採択された。
更新日:2018-02-06 11:23