熊本地方本部は、8月11日、熊本市「ネストホテル熊本」において、第26回定期大会を開催した。
大会ではこの1年の取り組みを総括するとともに、「信頼・団結・前進」のスローガンの下、諸課題の前進に全組合員が一致団結して取り組んでいくことを全体で確認した。なお、役員改選では長年に亘って熊本地本の運動を牽引してきた坂本和哉執行委員長が退任し、濱田享二氏を執行委員長に選出、新たな役員体制を確立、運動のスタートを切った。
大会の冒頭、執行部を代表して挨拶に立った坂本和哉執行委員長は「今年はJR発足30年、JR連合結成25年の節目の年。来年にはJR九州労組も結成25年を迎える。私たちは二度と雇用不安を起こさない強固な組織を目指してきた。これからも是は是、非は非の姿勢で会社の発展に寄与していく」と述べた。さらに、昨年4月に発生した熊本地震について、「今なお4万7000人の方が仮設住宅で暮らしている。豊肥本線も復旧の目途が立っていない状況だが、今後も政策の取り組みは欠かせない」として、出席者に理解と協力を求めた。
また、当日は連合熊本をはじめとする労働団体、友誼団体、事業体などから多くの来賓が出席し、激励と連帯の挨拶を行った。中央本部からは田頭正憲副委員長が「中央本部は7月に定期大会を開催し、今年度の運動方針を決定した。体制も一新し、中原委員長以下17人の執行部となっている。熊本地震や九州北部豪雨などの復旧・復興にむけた対応など、JR連合や関係議員と連携して対応したい」と述べた。
議事では、執行部が提案した経過報告及び運動方針案に対して、14人の代議員が分会組織の活性化、職場の諸課題、2017春季生活闘争などで発言、執行部からの答弁を経て、満場一致で承認した。
その後に行った役員改選では、執行委員長の濱田享二氏をはじめ、15人の新役員を選出し、新たに就任した濱田委員長の力強い団結ガンバローで閉会した。
更新日:2017-09-15 15:41