九州交運労協が春闘勝利決起集会を開く
九州交運労協(組合員約43,000名)及び九州7県交運労協は3月10日、福岡市で「2017春季生活闘争勝利3.10決起集会」を開き、交運労協に集う産別から組合員約200名が参加し、JR九州労組からも約30名が参加した。
冒頭の挨拶で窪田議長(私鉄総連)は、賃金が低位に置かれている交通運輸産業労働者の現状に不満を滲ませ、働く仲間の待遇改善を訴えた。
その後、参加する構成組織から代表して3産別から決意表明があり、JR連合を代表してJR連合福岡県協議会大久保事務局長は、JR連合の春闘方針を報告したうえで「鉄道運輸収入減などの影響により、非常に厳しい闘いを強いられているが、最後の最後までベア獲得に拘り組合員・家族総がかりで闘いぬく。」と決意を述べた。
集会終了後、参加者は福岡市の繁華街天神に繰り出し、街行く市民に交通運輸労働者の賃金改善と長時間労働の削減、過労運転の撲滅などを訴え、気勢を上げた。
更新日:2017-03-10 18:09