九州地方交運労協は、3月3日、福岡市「須崎公園・野外音楽堂」において、九州7県交運労協との共催による「2014春季生活闘争勝利3・3決起集会」を開催した。 当日は、九州各地の陸・海・空の交通運輸産業で働く組合員200名が参加、JR九州労組からも35名が参加した。今春闘を通して、交通運輸産業に働く労働者の賃金引き上げと、安定した雇用環境の実現に向け、九州地方交運労協に結集する仲間が春闘勝利にむけて奮闘することを確認した。 集会の冒頭、主催者を代表して窪田議長は「我々は、今年の雪害時をはじめ、輸送が困難な状況にあっても、日々安全・安定運行を行い、日本の人流・物流を支えている。今春闘は、こうした重要な責務を負った交通運輸産業で働く労働者の、安定した雇用環境の確保と、他産業と比べて低位に置かれている賃金水準の是正を図らなければならない」と訴えた。 来賓として、髙島連合九州ブロック連絡会代表幹事、松本連合福岡労働条件局長、藤田民主党福岡県連幹事長、渕上社民党福岡県連代表が出席され、連帯と激励の挨拶を述べられた後、都市交評、国鉄労組、JP労組の各代表者が、今春闘における決意表明を行った。 その後、集会宣言を採択し、窪田議長の団結ガンバロー三唱で閉会した。 また、集会の終了後には、須崎公園から天神地区を通り、中央公園までの福岡市中心部をデモ行進し、この間の規制緩和等によって厳しい状況に置かれている交通運輸産業の現状を市民に訴えた。
更新日:2014-03-03 02:01