中央本部博多支部は、8月6日、福岡市「福岡センタービル」で第2回定期大会を開催した。大会には執行部、代議員、来賓など72名が出席し、議長に緒方優一代議員(南福岡運転区)と児玉二美代議員(博多運転区)を選出し議事が進められた。
冒頭、博多支部を代表して石田執行委員長は、6支部体制になってからの1年間の活動を振り返り、「昨年度までは福岡地本の指示や決定のもとに活動することが多かったが、今年度は独自な活動を展開することで、経験の少なかった役員がこの一年で大きく成長することができた。今後も次世代の育成に精一杯取り組んでいく。」と、決意を新たにした。また、JR各社で労働災害・死亡事故が後を絶たない現状にも言及し、「組合員の安全と家族を守るためには、支部としても情報の共有化を行っていくが、職場で起きている問題点には積極的に取り組んでほしい。」と働く者の視点での分会活動の重要性を訴えた。
質疑では7名の代議員から発言があり、乗務員勤務制度、駅の効率化施策、女性の職場環境の改善、各種手当新設の要望、分会組織体制についてなど多くの意見が出され、各担当執行部からの答弁を受けた。その後、花田書記長より、「正しいことを正しいと言えない職場の雰囲気を作り出してはいけない。今行っている運動を再度見直すことも必要であり、支部から活動を提案することで組合員の意見を反映した活動に繋がり、そして、JR九州労組の成長に繋がる。」との総括答弁を行い、提案されたすべての議案を採択した。
また、退職に伴う役員補充について、児玉執行委員を新たに選出する新しい役員体制を確認した。
最後に、次世代育成と継承に全力を注ぎ、更なる博多支部の活性化に向けた、石田執行委員長の団結ガンバローで閉会した。
更新日:2016-08-18 15:19