2014春闘の山場を目前に、3月13日JR九州労組は、これまでの2014春闘の集大成として、福岡市内において「明るい未来へ掴もうベースアップ ~2014春闘勝利中央総決起集会~」を開催した。集会では、最大のヤマ場を迎え、各地本代表が中央執行委員会に対して檄を飛ばすとともに、最大限の支援を表明し、ベースアップ獲得へ向けて、組織の総力を結集して闘い抜く決意を固めあった。
冒頭、主催者を代表し、許斐中央執行委委員長は「会社は厳しい経営展望ばかりを主張し、ベースアップは困難であるとの態度に終始しているが、物価上昇や消費税増税、各種社会保険料率の引き上げなど、今後厳しくなるのは会社の経営ではなく我々の生活である」と訴えた。そのうえで、「中央執行委員会は最後の最後まで徹底してベースアップに拘る」と述べ、改めてベースアップに拘って闘う決意を表明した。
来賓として、髙島喜信連合九州ブロック連絡会代表幹事、井口昌宏JR連合事務局長より、激励のあいさつをいただいた後、各地本代表による、今春闘に懸ける熱い想いを訴えるとともに、全組合員が最大限の支援を行う、とする檄を受けた。
その後、中原書記長より「会社の態度は依然として頑なであるが、組合員・家族の想いを一身に受け、残された時間で会社の頑なな態度を打ち破る。皆さんからの檄に感謝したい」と決意を表明。集会アピールを採択後、最後に井手青年・女性委員長の「団結勝ち獲るぞ」により、今春闘を最後まで一丸となって闘い貫くとこを参加者全員で確認し閉会した。
更新日:2014-03-13 07:12